小倉園 ベストプランツ賞を受賞

小倉園 JFIトレードフェア2017秋FAJで「ベストプランツ賞」を受賞

東京都の中央卸売市場の一つである大田市場で、観賞用園芸植物(切花・鉢物)の卸売を行う株式会社フラワーオークションジャパンが主催する恒例のJFIトレードフェア2017秋が10月14日開催されました。

第21回目となるトレードフェアには生産・流通・販売の現場に携わる多くのプロが参加。参加者が選んだ「ベストプランツ」に当社パートナーの小倉園が出品したオリーブの鉢(品種ジャンボカラマタ)が選ばれました。

オリーブのジャンボカラマタは、その実の大きさから日本ではジャンボカラマタの名称で流通しています。スペインのコルドバ大学の遺伝子研究所の調査では、ギリシャ原産のオリーブの一品種と判定されています。

 

ギリシャ・クレタ島の古代文字

クレタ島の古代文字のオリーブ

35年にわたりオイルなど化学分析の世界で活躍しているというギリシャの化学者からギリシャのオリーブの話を聞く機会があった。

そのプレゼンテーションの中で気になったのが「クレタの線文字のオリーブ」という言葉。

インターネットをググルと、「先史時代のクレタで用いられていた最も古い文字があり、その多くが人体や動植物,道具などを象ったかなり具象性の強い文字だと言う。その発見者のエヴァンズ (A. J. Evans) によって「ミノア絵文字 (Minoan pictograph)」または「クレタ聖刻文字(Cretan hieroglyph)」と名づけられたと。(参考:世界の文字 クレタ聖刻文字

更にネットをググルと、そのエヴァンスが1909年に著した著書「ミノア筆記体(SCRIPTA MINOA)」のPDFが見つかった。356ページの著書には、オリーブがいくつもあり、クレタ島での長いオリーブの歴史がここにあった。(図はPDFから抜粋)

左の円の中は、船とXとオリーブの枝と言う。

 

オリーブの枝

オリーブの品種コロネイキは、クレタ島の代表品種。小さい実が良質のオリーブオイルを作ることで知られる。

インターネットが、先史時代のオリーブを運んでくれる。

サイトのリニューアル 2017.09.01.

モバイルの時代

「オリーブ情報館」としてご愛顧いただいていたサイトを、ご要望に応えて「苗木のショップ」と統合し、オリーブ栽培に係る情報サイトを一つにし、2017年9月1日オープンしました。

サイトのリニュ―アルにあたり、スマホなどのモバイル機器でも読みやすくするようにしました。

昨年イスラエルのエルサレムにあるオリーブ山とゲッセマネの園(オリーブ油絞りの意味)でみた二人の宗教者の姿をみて、時代は変わったと痛感しました。

 

IT技術者は、ウェブサイトがパソコンの大きな画面だけではなく、スマホの小さな画面でも同じ内容が読めることを”レスポンシブ”と言っています。英語Responsiveの意味は”人の言動に反応する、回答すること”ですが、このサイトは読者の端末がパソコンかスマホかを自動的に判断して、それに反応してそれぞれにあった画面を自動的に送り出しています。

オリーブガーデンでも、もっと”レスポンシブ”になって皆様からの質問、ご要望にお応えできるようにこのサイトを充実していく予定です。

オリーブ情報館館長&ウェブショップマネジャー