剪定

剪定

古代からオリーブの剪定の必要性と正しく行った時の良好な収穫は伝えられ、紀元前3世紀のスペインの学者が、引用している有名なことわざがあります。

”オリーブ園を耕す者は実を望み、肥やしをやる者は実を懇願し、剪定をする者は実りを強いる。”(He who ploughs the olive-grove, asks it for fruit; he who manures it, begs for fruit; he who lops it, forces it to yield fruit.

オリーブ剪定の最大の目的は、葉/根のバランスと葉/木のバランスを整えて、オリーブに新たな萌芽を促し、オリーブの実の生産を最大化し、それを継続させる事です。

剪定はある意味オリーブの樹形を小さくすることですが、剪定することで、多くの葉に太陽光が当たるようになり、風通しがよくなり、病害虫にも強くなります。

樹形のスタイル

オリーブが成長したとき主幹の幹が1本の樹形スタイルと、2-3本のスタイルがあります。複数の主幹のスタイルは、短期間に内に樹冠を大きくできますが、広い樹間が必要です。伝統的なスペインのアンダルシア地方、イタリアのスタイルです。機械収穫の現代は、幹を1本で木を大きくすることが勧められています。

観賞用に玉造り(丸い形の庭木)やオリーブの生垣を作る時は、そのような形に剪定しますが、いずれにしても樹形スタイルを決めて、剪定をします。

剪定の種類

剪定には、オリーブの成長段階に合わせ幾つかの種類があります。

  • 育成剪定(Training Pruning):樹形を作りながら大きくする段階の剪定です。
  • 生産時の剪定(Production Pruning):オリーブの実が成り始め実の生産を継続するための剪定です。
  • 再生のための剪定(Renewal Pruning):大きくなった木を切り込み再生させる剪定です。
  • 機械剪定(Machine Pruning ):高密度栽培の大規模オリーブ農園で採用されている機械で行う剪定です。

剪定教室1(樹形を整える剪定)

樹形を整える剪定です。強剪定とも言います。数年に一度はおこなうと良いでしょう。教室のビデオ(前編と後編)をご覧ください。

剪定教室2(間引く剪定)

  • 間引く剪定です。強剪定に対して、弱剪定とも言います。毎年行います。